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1 7 - D- 0 9 9 8 2 0 1 8 年 2 月 2 1 日
株式会社日本格付研究所(JCR)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
日本トムソン株式会社
(証券コード:6480)【据置】
長期発行体格付 BBB+
格付の見通し 安定的
債券格付 BBB+
■格付事由
(1) 機械要素部品である直動案内機器、ニードルベアリングの大手メーカー。直動案内機器では転動体にロー
ラを使用した製品に強みを有し、半導体製造装置や電子部品実装機用途で高いシェアを握る。また、ニー
ドルベアリングでは二輪自動車や一般機械用途を主たる需要先とし、国内大手の一角に位置付けられてい
る。近年は販売・生産面のグローバル展開を推進しており、16 年 2月にベトナム第三工場を竣工、17 年
1 月にベアリングの製造・販売を行う中国の UBC 上海を買収した。生産・在庫管理の効率化などにつな
がる新基幹システムを16年10月からベトナム工場で先行稼働させ、17年5月から本格稼働している。
(2) エレクトロニクス関連や工作機械向け製品の売上増加により収益は回復に転じている。スマートフォン部
品の生産や工場自動化のための投資などが需要を牽引している。ただ、新基幹システムへの切り替えに伴
う生産面の混乱が収益の回復ペースを鈍化させている。足元ではシステム導入時の過剰費用が解消しつつ
あり、今後も収益の改善傾向が続くことが予想される。また、良好な財務構成は維持可能な見通しであり、
格付を据え置き、見通しを安定的とした。
(3) 18/3期営業利益は 23 億円(前期比 100.8%増)と 3期ぶりの増益を計画している。旺盛な需要を背景に
足元でも受注は好調であり、19/3 期以降の収益も堅調に推移することが予想される。当社は多品種少量
生産で幅広い製品在庫を取り揃え、高品質な製品を短納期で供給することにより高い収益性を実現してき
た。一方で、余剰在庫を抱えるため在庫水準の適正化に取り組んできた経緯がある。今般、新システムを
導入したことで在庫管理の高度化や細やかな原価管理が可能になるとみられる。システムを早期に安定稼
働させ、採算性向上に結び付けていくことができるか注目している。
(4) 18/3 期第 3 四半期末の自己資本比率 60.1%など財務諸比率は良好な水準を維持している。今後も旺盛な
需要への対応で生産能力増強などの設備投資を進めていく可能性はあるが、当社のキャッシュフロー創出
力や保守的な財務運営方針を踏まえれば良好な財務構成は維持可能と考えられる。
(担当)関口 博昭・山口 孝彦
■格付対象
発行体:日本トムソン株式会社
【据置】
対象 格付 見通し
長期発行体格付 BBB+ 安定的
対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付
第 7 回無担保社債(社債間限定同順 位特約付)
50 億円 2016 年 6 月 16 日 2021 年 6 月 16 日 0.38% BBB+
第 8 回無担保社債(社債間限定同順 位特約付)
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格付提供方針に基づくその他開示事項
1. 信用格付を付与した年月日:2018年2月16日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:涛岡 由典
主任格付アナリスト:関口 博昭
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、JCR のホームページ(https://www.jcr.co.jp/)の「格付関連情報」に「信用格付の
種類と記号の定義」(2014年1月6日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、JCR のホームページ(https://www.jcr.co.jp/)の「格付関連情報」に、
「コーポレート等の信用格付方法」(2014年11月7日)として掲載している。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) 日本トムソン株式会社
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての JCR の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外 の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、JCR が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・格付関係者が提供した監査済財務諸表
・格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
JCR は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、 当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9. JCRに対して直近1年以内に講じられた監督上の措置:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、JCRが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、JCRは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、JCRは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。JCRは、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、JCRの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。JCRの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。JCRの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、JCRが保有しています。JCRの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、JCRに無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■NRSRO 登録状況
JCRは、米国証券取引委員会の定めるNRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の5つの信用格付クラスのうち、以下の4クラス
に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g-7(a)
項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJCRのホームページ(https://www.jcr.co.jp/en/)に掲載されるニュースリリースに添付しています。
■本件に関するお問い合わせ先